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アプリケーション開発者にこの種で初めてのサポートプログラムを提供し、新メンバーのアライアンス参加で“一度開発すればあらゆる環境で動作可能”というコンセプトのスマートTVアラ

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ベルリン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- スマートTVアライアンスは本日、当アライアンスの発展で次のステップとなる開発者サポートプログラムを発表しました。この開発者サポートプログラムはアプリケーション開発者がスマートTVアプリケーションを単一の統合された品質保証(QA)プロセスに提出し、アライアンス仕様に準拠したスマートTVにアプリケーションを移植できるようにするものです。またアライアンスは、マルチスクリーンアプリケーションの開発を可能にする新しいソフトウエア開発キット(SDK 2.5)をリリースするとともに、業界一流のメーカーおよびソリューションプロバイダー9社がアライアンスに参加したことを発表します。これらの企業は、クロスプラットフォームのスマートTVアプリケーション/サービスをさらにサポートしていきます。

「スマートTVアライアンスは開発者サポートプログラムの提供を発表でき、心からうれしく思います。当アライアンスは、開発者がプラットフォームに左右されず魅力的なサービスを多数のデバイス向けに開発できるよう、非専有的なエコシステムの必要性に着目しています。私たちは開発者サポートプログラムが、その実現に向けた重要な一歩になると考えています。」

スマートTVアプリケーションの開発・配布に関する障壁の低減という使命を追求している当アライアンスは、先駆的な開発者サポートプログラムを策定し、アプリケーション開発者が単一のQAプロセスに申請書を提出することで、アライアンス仕様に準拠したメンバー企業の多数のデバイスで、認定を取得できるようにしました。これにより、従来ならメーカーごとに必要だったQAプロセスを大幅に簡素化し、QAサイクルの手間を減らします。このため開発者は品質の高いコンテンツの作成に多くの力を振り向け、スマートTVの異なるオペレーティングシステム向けにアプリケーションを配信するという複雑性への対処に力を割かずに済みます。現在、この統合型プログラムを通じてアプリケーション検証を順調に終えた開発企業には、Video à volonté、トランスゲーミング、キノプレックスがあり、現在はその他にも多数のアプリケーションプロバイダーが共同QAプロセスに参加しています。共同QAプロセスとアプリケーションのQA申請プロセスに関する詳細情報は、開発者ウェブサイト(http://developers.smarttv-alliance.org)でご覧いただけます。

東芝のスマートTVアライアンス担当プレジデント兼デジタル製品&サービス社の統括技師長を務める安木成次郎氏は、次のように述べています。「スマートTVアライアンスは開発者サポートプログラムの提供を発表でき、心からうれしく思います。当アライアンスは、開発者がプラットフォームに左右されず魅力的なサービスを多数のデバイス向けに開発できるよう、非専有的なエコシステムの必要性に着目しています。私たちは開発者サポートプログラムが、その実現に向けた重要な一歩になると考えています。」

近々リリースするSDK 2.5は、モバイルアプリケーションとバージョン2.5に準拠したスマートTV(LG、TPビジョン、東芝、パナソニック)の間で、マルチスクリーンの双方向性を実現します。この新しいSDKでは、アプリケーション開発者が非常に魅力的なスマートTV体験を提供するためのまったく新しい手法を用意しています。SDK 2.5はスマートTVアライアンスとコラボラの協力により開発中で、最も先進的なツールやコミュニティーの素晴らしいメリットを提供すべく、この分野で最高のオープンソースプロジェクトとエンジニアリング専門知識を活用しています。スマートTVアライアンスはまた、HTML5アップデート、ウルトラHD、スマートホーム機能への対応を含む仕様3.0もリリースします。段階を踏んでアプリケーション開発を支援する開発者ポータルが刷新されており、開発者はこのポータルからこれらのリソースを利用できます。

スマートTVアライアンスは2012年にLGエレクトロニクス、TPビジョン、東芝の3社が創設して以来、安定した成長を遂げ、現在はエコシステムのさまざまな分野のメンバー企業19社によって構成されています。VestelとXumoがスポンサー企業としてメンバーに加わったほか、ワーナー・ブラザーズ、ドルビー、オペラ・ソフトウエア、Realtek、Arcelik A.S.、FPTソフトウエア、TPVグループがメンバーになりました。これらの企業は創設メンバー企業や、現行メンバー企業のパナソニック、ABOX42、IBM、オビゴ、クアルコム、Technisat、YuMeと共に、今後もスマートTVエコシステムの発展をけん引していくアライアンス貢献企業の多様で定評ある基盤を築きます。

IFA 2013におけるスマートTVアライアンスのイベント

スマートTVアライアンスはドイツのベルリンで開催されるIFAで、9月6日にプレス向けと開発者向けの2つのイベントを主催します。

  • スマートTVアライアンスのプレス向けイベント(14:00〜14:40)では、アライアンスのメンバー企業がプレゼンテーションを行うほか、新しいSDKと開発者サポートプログラムを紹介し、アライアンスのロードマップを検討します。
  • 開発者向けイベント(18:00〜20:00)では、スマートTVアライアンス仕様に適合したTVでのアプリのデモ、パネルディスカッション、メンバー企業Xumoのプレゼンテーションを行います。

各イベント参加の招待状をご希望の場合は、スマートTVアライアンス( sta2013ifa@nate.com )までご連絡ください。

スマートTVアライアンスについて

創設メンバーのLGエレクトロニクス、TPビジョン、東芝はスマートTVアプリケーション向けに魅力的でプラットフォームに依存しないサービスを開発できるよう、2012年にスマートTVアライアンスを立ち上げました。スマートTVアライアンスの使命は、スマートTVアプリケーション開発のための大規模で生産的なエコシステムを構築することです。それにより、メーカーは以前より短期間でさらに優れたTVアプリケーションをより多く開発し、開発者は多数の異なるプラットフォーム向けのアプリケーション開発に一度だけ取り組み、消費者は豊富なコンテンツとサービスを利用できるようになります。アライアンスに関する詳しい情報については、http://www.SmartTV-Alliance.orgをご覧ください。開発環境に関する詳しい情報については、https://developers.smarttv-alliance.orgをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

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